Aigo Takenaka
竹中 愛語
歴史小説
テーバイの将軍 エパミノンダスとペロピダス
― 古代ギリシア英雄伝 ―
出版社:幻冬舎
発行日:2023年1月17日
定価: 800円(税別)
ページ: 404ページ
ISBN-10 : 4344942787
ISBN-13 : 978-4344942783
内容:
「エパミノンダスよ。きみにはここに座して、
祖国テーバイを守ってもらわねばならない。だから、わたしが行くのだ」
スパルタ軍の支配から脱し、徐々に頭角を現した「テーバイ」。
ギリシア神話の英雄ヘラクレスを生んだこの国の一時代を担ったのは、2人の青年であった。
ペロポネソス戦争後の混迷する古代ギリシア世界で覇権を握った
テーバイの繁栄と衰退、そして彼らの刎頸の交わりを描いた物語。
敵軍に追い込まれ仲間たちが次々と逃げ出す中、
勇敢なペロピダスだけは希望を失っていなかった。
敵の猛攻を一身に受けるうちに遂に彼は死を覚悟するが、
その時誰かが彼をかばうように覆いかぶさっていることに気づく。
後世にまで引き継がれた戦法を考案した名将・エパミノンダスと、
気鋭の戦士・ペロピダス。2人の友情はここから始まった。
【目次】
第一章 テーバイの解放
第二章 刎頚の友
第三章 レウクトラの戦い
第四章 テーバイの覇権
第五章 覇者の栄光と苦悩
第六章 二将軍の最期の戦い
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彗星のごとく
― アレクサンドロス大王遠征記 ―
上巻
わずか10年ほどの東方遠征で、ギリシア、エジプト、ペルシアから
インダス河に至る広大な領土を制覇し、一大帝国を築いた古代の英雄。
世界史の流れを大きく変えた若き征服王「アレキサンダー大王」の、遠征に明け暮れた、
短くドラマチックな生涯を、歴史学者が描く 長編歴史小説、前編。(上巻の帯より)
出版社:文芸社
発行日:2019年5月15日
定価: 2300円(税別)
ページ: 719ページ
ISBN: ISBN978-4-286-20483-3
内容:
英雄アキレスに憧れる若きマケドニア王アレクサンドロスは、
情熱のすべてをかけ、強大な世界帝国ペルシアに戦いを挑む。
師アリストテレスに育まれた英知と飽くなき探究心を胸に、
父の鍛え上げた精強な軍隊と遺志を受け継ぎ、
愛馬ブケファラスと共に先陣を切って栄光への道を突き進む。
拙著の紹介:
◎ワールドコイン・ギャラリーさん:ワールドコイン・ギャラリーさんのブログ
◎奈良新聞:令和元年(2019年)8月11日 読書欄に、拙著の書評が掲載されました。
彗星のごとく
― アレクサンドロス大王遠征記 ―
下巻
ペルシア帝国を滅ぼしたアレクサンドロスは、中央アジアでの苦闘も制し、
西北インドでは戦象を擁する大軍を撃破して進軍するが……。
見果てぬ夢を追い続けた、世界史上の伝説的英雄「アレキサンダー大王」の、
短くも鮮烈な生涯を、歴史学者が描く 長編歴史小説、後編。(下巻の帯より)
出版社:文芸社
発行日:2019年5月15日
定価: 2300円(税別)
ページ: 805ページ
ISBN: ISBN978-4-286-20484-0
内容:
アレクサンドロスは、東西文明の融合を試み、新たな帝国
の支配体制を模索するが、次第に専制君主と化していく
大王に将兵は反感を募らせ、遂には王暗殺も企てられる。
世界制覇の見果てぬ夢を渇望し、インド遠征後も、大航路
の開拓をめざして、アラビア遠征に出撃せんとするが……。
拙著の紹介:
◎奈良新聞:令和元年(2019年)8月11日 読書欄 に、拙著の書評が掲載されました。
◎ワールドコイン・ギャラリーさん:ワールドコイン・ギャラリーさんのブログ
著者プロフィール
竹中 愛語 / 菅沼 愛語 : 歴史学者、文学博士
著者略歴:
1989年3月 京都女子大学・文学部(東洋史学科)卒業
1991年3月 京都女子大学・大学院文学研究科(東洋史学専攻)修士課程を修了
2007年4月~2009年3月 京都市歴史資料館・評議員
2011年3月 京都女子大学大学院文学研究科(史学専攻)博士後期課程修了
博士号(文学)を取得
2011年4月~現在 京都女子大学(文学部)非常勤講師
2013年12月 『7世紀後半から8世紀の東部ユーラシアの国際情勢とその推移
―唐・吐蕃・突厥の外交関係を中心に』を渓水社より出版。
2016年1月 『聞け、天の声を―太平天国始末記』を文芸社より出版。
2019年5月 『彗星のごとく ―アレクサンドロス大王遠征記―』(上巻・下巻)を文芸社より出版。
愛猫:
聞け、天の声を
― 太平天国始末記 ―
出版社:文芸社
発行日:2016年1月1日
定価: 1500円(税別)
ページ: 259ページ
ISBN: ISBN978-4286169545
19世紀の中国に実在した宗教国家「太平天国」。教祖「洪秀全」は、貧しい民たちの救世主となり、
のちの中国の国家リーダーらにも大きな影響を与えた。その苦悩と波乱に満ちた生涯を、
東洋史研究の篤学の士が綴ったエンターテインメント性あふれる歴史小説。
キリスト教の理想国家が狂気のパラダイスに変じていく有様や、
重臣らとの主導権争いに、人間のおろかさが垣間見える。
歴史学の著書
7世紀後半から8世紀の東部ユーラシアの国際情勢とその推移
― 唐・吐蕃・突厥の外交関係を中心に ―
出版社:渓水社
発行日:2013年12月10日
定価: 3000円(税別)
ページ: 382ページ
ISBN: ISBN978-4-86327-235-4
※ オンデマンド版(ペーパーバック)
発行日:2019年8月15日
ページ: 396ページ
ISBN-10: 4863274904
ISBN-13: 978-4863274907
大唐帝国、吐蕃、北方遊牧帝国という三勢力を中心とした、東部ユーラシアの歴史展開の全体像を提示する。
※ 2019年7月にハードカバーの単行本は すべて完売しました。厚く御礼申し上げます。
現在、【オンデマンド版】で ペーパーバックが 定価で ご購入頂けます。
『7世紀後半から8世紀の東部ユーラシアの国際情勢とその推移』の
【オンデマンド版(POD)】(ペーパーバック):
購入可能なサイト:
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三省堂書店
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著者の研究の詳細については、下記のホームページをご覧ください。
菅沼愛語のホームページ:
歴史学研究